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浜新硝子株式会社は様々なガラスの加工を専門とする板ガラス総合加工メーカーです。

強化ガラスを安全にお使いいただくために   

     

弊社の強化ガラスは十分な品質管理のもとに製造しておりますが、 万一の破損時にガラス全面が一瞬で破砕してしまうという特性は変わりません。
一般の板ガラスと異なる原因による不意の破損や独特な破損性状
など、強化ガラスの持つ基本特性をご理解の上、ご注文にあたっては安全対策などご検討頂き、破損による被害の発生を防止頂きますようお願い致します。

強化ガラスの注意すべき特性



1)不意の破損の原因

強化ガラスは、外力が加わっていない状態で不意に破損することがあります。
強化ガラスには、ガラス表面に圧縮応力層、ガラス内部には引っ張り応力層があり、応力層同士のバランスが保っていることで、強化ガラスの特徴である高い強度を得ています。
ガラスにできた傷が成長してガラス内部の引っ張り応力層にまで達してしまうと、応力層同士のバランスが崩れ、外力が加わっていない状態でも不意に破損してしまうことがあります。
不意の破損の原因となる傷には以下の2つがあげられます。
  @ガラス表面に硬いものがぶつかったり、溶接の火花が飛んだりしてできた傷。
  Aごくまれにガラス中に残存する不純物の体積変化に起因する傷。
なお、現在のガラス製造技術ではこの不純物を完全に除去することは不可能です。
不純物に起因する不意の破損は避けられない現状ですので、あらかじめご了承下さい。

2)破損時の特徴

強化ガラスが破損すると一瞬にしてガラス全面が細かい粒状の破片になります。
施工条件によっては破損時にガラスが脱落することがあります。
破砕片はバラバラになることもありますが、破片同士が離れずに塊のままで脱落することもあります。

    

3)破損による被害発生の可能性

破損時に近くに人がいた場合、粒状のガラス片を体に浴びたり、頭上から落下してきた破片の塊に当たったりすることがあります。破片の大きさによっては人にケガを負わせたり、場合によっては命にかかわる事故になる恐れがあります。

       

被害の発生を避けるためには



1)次のような部位に強化ガラスを使用する場合には、強化合わせガラスにしたり、ガラス全面に飛散防止フィルムを貼るなど、落下防止処置をとられることをお薦めいたします。

 @アトリウムなどの屋根、スカイライト、トップライトなど水平に近い状態で、
  人の頭よりも上に使用するときに、破損時にガラスが脱落して人がケガする恐れのある
  部位。
 Aビルなどの垂直な壁面に使用する場合でも、破損し脱落したガラスで人がケガをする
  恐れがある場合や人が転落する恐れがある場合。
 B手摺用ガラスなど、破損時に人が転落する危険性がある部位。

2)ガラスが破損し、落下した場合の被害の発生を避けるため、下記のような設備は特に有効です。

 @ガラスの破片が落下して人に当たらないような“ひさし”などを設置する。
 Aガラスの破片が落下する可能性のある地点に人が近づくことがないように
  “植え込み”などを設置する。


住宅や学校の窓や内装ドアに強化ガラスを使用する場合には、ガラスの厚みが4mmか5mmのガラスのご使用をお薦めいたします。
通常の板ガラスと比較しても人体衝突やボールなどの衝突に強く、万一割れた場合でも人が大けがを負う危険性が低いため、住宅や学校での使用に適しています。